ごあいさつ

 私たちは、2002(平成14)年12月、東北新幹線が盛岡から八戸へ延伸されたことに伴い、旧東北本線のうち盛岡から目時間の経営を引き継いだ第三セクター鉄道として発足しました。
 この線路は、1891(明治24)年9月に盛岡から青森が開通して以来100年以上の歴史があります。通勤・通学・通院など、1日約12,000人を超えるお客さまの「生活路線」としてご利用いただいています。また、北海道と首都圏を結ぶ貨物輸送の大動脈として1日約50本の貨物列車が運行されています。
 このように重要な路線を維持し、多くのお客さまにご利用いただいていることは、沿線の皆さまをはじめ、沿線自治体、パートナー団体などの関係各位のご支援によるものであり、心より感謝申し上げます。

 開業以来、新駅の開業など利用促進に取り組んできましたが、多くの地方鉄道と同様、沿線地域の人口減少、施設設備の老朽化等に伴い、経営環境は厳しさを増しています。
今後、中期経営計画に掲げる、
1 安全・安定を第一に、安心して利用できる鉄道であり続ける
2 暮らしやすく、にぎわいのある地域づくりに貢献する
3 常にチャレンジ精神をもち、成長する企業をめざす
という経営目標の達成に向け、社一丸となって取り組んでまいります。
皆さまのご理解、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
2024.6

代表取締役社長 鈴木  敦

 IGRいわて銀河鉄道は、岩手県を中心に沿線市町や地元企業等が出資する「第三セクター方式」の鉄道会社です。平成14年12月1日、東北新幹線盛岡~八戸間の開業に伴い、JR東日本から経営分離された東北本線の盛岡~目時(青森県との県境付近)間を引き継ぎ、開業しました。

  
 

概要

社名 IGRいわて銀河鉄道株式会社
本社所在地 〒020-0133 岩手県盛岡市青山二丁目2番8号
TEL:0570-035588
発足 平成13年5月25日
資本金 18億4,970万円
役員 取締役会長   達増 拓也
取締役副会長  内舘 茂
代表取締役社長 鈴木 敦
取締役     藤原 淳
取締役     佐々木 光司
取締役     小野寺 美登
取締役     武田 哲
取締役     村上 宏治
常勤監査役   似鳥 徹
監査役     佐々木 孝弘
監査役     鎌田 英樹
駅数 17駅(青森県管理の目時駅を除く)
営業距離 82km
車両 IGR7000系電車 14両(2両編成7ユニット)

沿革

  • 盛岡~八戸間を中心とした、整備新幹線及び並行在来線に関する経緯
    平成2(1990)年
    12月
    整備新幹線の着工等についての政府・与党申し合わせ
    建設着工する区間の並行在来線は、開業時にJRの経営から分離することを認可前に確認することが条件とされた。
    平成3(1991)年
    6月
    「並行在来線対策岩手県協議会」(平成11(1999)年「岩手県並行在来線経営準備協議会」に改組)を設置し、協議した結果、経営分離やむなしの結論を得る。
    平成3(1991)年
    7月
    岩手・青森両県知事から運輸省鉄道局長に対して、東北本線沼宮内~八戸間の経営分離に同意する旨回答
    平成7(1995)年
    4月
    岩手県知事から運輸省鉄道局長に対して、東北本線盛岡~沼宮内間の経営分離に同意する旨回答
    平成11(1999)年
    7月
    岩手県・青森県知事会談において、「経営主体は両県がそれぞれ設立すること」、「貨物走行に伴う適切な対価をJR貨物に求めること」などについて合意
    平成11(1999)年
    11月
    岩手県議会議員で「並行在来線対策推進議員協議会」を設立
    平成12(2000)年
    4月
    岩手県企画振興部内に「並行在来線対策室」を設置
    平成12(2000)年
    10月
    岩手県並行在来線経営準備協議会総会で「並行在来線経営計画概要」を決定
    平成12(2000)年
    12月
    政府・与党申し合わせ(鉄道貨物線路使用料に関する調整金制度の創設)
    平成13(2001)年
    5月
    会社設立総会開催
    社名を「IGRいわて銀河鉄道株式会社」と正式決定
    初代 代表取締役社長 千葉浩一 就任
    平成14(2002)年
    4月
    本社を県合同庁舎(盛岡市内丸)から盛岡市上田に移転
    運輸管理所(盛岡市天昌寺)・設備管理所(盛岡市好摩)業務開始
    平成14(2002)年
    5月
    国土交通省より鉄道事業認可を取得
    平成14(2002)年
    9月
    新造車両「IGR7000系」が完成
    平成14(2002)年
    12月
    IGRいわて銀河鉄道開業 JR東日本から事業用資産の取得
  • IGRいわて銀河鉄道開業後
    平成15(2003)年
    2月
    旅行センター「銀河鉄道観光」開業
    平成16(2004)年
    6月
    第2代 代表取締役社長 佐藤德兵衛 就任
    平成17(2005)年
    4月
    通学定期運賃の激変緩和措置(対JR比1.35倍)の終了による再激変緩和措置(対JR比1.65倍)の設定に伴う、通学定期運賃の変更(平成19年3月末まで)→再々激変緩和措置として、平成21年3月末まで延長
    平成18(2006)年
    3月
    青山駅(盛岡市青山)、巣子駅(滝沢市巣子)開業
    平成19(2007)年
    3月
    「乗務員養成センター」開設(運輸管理所内)
    平成19(2007)年
    6月
    第3代 代表取締役社長 照井崇 就任
    平成20(2008)年
    11月
    通院総合サービス「IGR地域医療ライン」開始
    平成21(2009)年
    1月
    盛岡駅構内に「IGRいわて銀河鉄道不動産」開業(現:IGR不動産)
    平成21(2009)年
    3月
    盛岡駅構内に「IGRインフォメーション」新設
    平成22(2010)年
    6月
    第4代 代表取締役社長 菊池秀一 就任
    平成22(2010)年
    12月
    新指令システム・指令室 使用開始
    平成23(2011)年
    5月
    好摩駅東西自由通路・橋上駅舎 完成(盛岡市事業)
    巣子駅前ロータリー 完成(滝沢市事業)
    平成24(2012)年
    10月
    第5代 代表取締役社長 熊谷順太 就任
    平成25(2013)年
    5月
    厨川駅地下自由通路開通(盛岡市事業)
    平成25(2013)年
    6月
    第6代 代表取締役社長 菊池正佳 就任
    平成27(2015)年
    11月
    本社を青山駅へ移転するとともに青山南口を開設
    平成29(2017)年
    12月
    岩手川口駅 新駅舎での営業を開始
    平成30(2018)年
    6月
    第7代 代表取締役社長 浅沼康揮 就任
    令和5(2023)年
    6月
    第8代 代表取締役社長 鈴木敦 就任

シンボルマーク

IGRいわて銀河鉄道株式会社のシンボルマークは、「希望」と「使命」を表現しています。 “I”の上の星は「IGRの希望」。 県民に親しまれ、地域の輝く星になる理想を表しています。 “I”の中心から“R”にかけて伸びている星は「IGRの使命」。 岩手らしさを大切にしながら、たゆむことなく安全性と利便性を向上させていくIGRの前向きな思いを示しています。 デザインカラーは「スターライトブルー」。 銀河の星に照らされて、明るく無限に広がる岩手の空の色を表現しています。

組織図

各事業所案内

本社

〒020-0133
岩手県盛岡市青山2-2-8(青山駅青山南口)

0570-035588 受付時間:平日9:00~12:00、13:00~17:00(土日祝日・年末年始休業)
総務部

総務G・経営財務G

ナビダイヤル5→5
企画部

広報企画G

ナビダイヤル2

地域連携G

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事業推進G

ナビダイヤル3
運輸部

運輸企画G・輸送車両G

ナビダイヤル5→2
設備部

設備企画G・施設G・電気G

ナビダイヤル5→3
安全対策室
IGR不動産

〒020-0127 岩手県盛岡市青山2-2-8(青山駅青山南口)

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